レポート設定

レポート設定では、アップロードするExcelファイルからデータを正しく抽出するための「マッピング設定」と、レポート表示時の項目のカスタマイズを行います。

1. マッピング設定の概要

本システムでは、Excelの特定のセル(例: B8, D12)をデータベースの項目と紐付けることで、自動データ抽出を実現しています。

設定できる内容

  • Excelセル番地: データの抽出元となるセルの指定(例: A1, C5)。
  • 表示名: レポート画面や入力フォームで表示される名前のカスタマイズ。
  • 表示/非表示: 特定の項目を使用するかどうかの切り替え。
  • 表示順序: 項目が表示される順番の調整。
  • 適正範囲: 各項目の適正値(最小・最大)の設定。

2. マッピング項目のカテゴリ

項目は大きく分けて以下の2つのカテゴリがあります。

基本項目

レポートの付帯情報を管理します。

  • 依頼者情報: 会社名、担当者名など。
  • 日付情報: 採土日、受付日、発行日など。
  • 圃場・土壌情報: 圃場名、面積、土性、採土深度など。
  • 作物情報: 作物名、品種、栽培時期など。

分析項目

土壌分析の数値を管理します。

  • 主要項目: pH(H2O), EC, 窒素, リン酸, 加里など。
  • 塩基バランス: 石灰/苦土比、苦土/カリ比など。
  • 微量要素: マンガン、鉄、銅、亜鉛など。

3. 表示カスタマイズ

サマリー表示

レポート閲覧時には「サマリー」と「詳細」の2つの表示モードがあります。

  • サマリーモード: 主要な分析項目(pH、EC、CEC、腐植)と要注意項目、レーダーチャートをカード表示します。
  • 詳細モード: すべての分析項目をグループごとにテーブル表示します。

ユーザーはレポート閲覧時に「サマリー」「詳細」ボタンで表示を切り替えることができます。

評価段階について

分析項目の適正範囲判定は、項目ごとに自動で3段階または5段階に決定されます。

  • 3段階評価: シンプルな判定(不足、適正、過剰)
    • 適正範囲のみを設定した項目に適用されます
    • 測定値 < 適正下限 → 不足(青色)
    • 適正下限 ≤ 測定値 ≤ 適正上限 → 適正(緑色)
    • 測定値 > 適正上限 → 過剰(赤色)
  • 5段階評価: より詳細な判定(不足、やや不足、適正、やや過剰、過剰)
    • 適正範囲と注意範囲の両方を設定した項目に適用されます
    • 測定値 < 注意下限 → 不足(濃い青)
    • 注意下限 ≤ 測定値 < 適正下限 → やや不足(薄い青)
    • 適正下限 ≤ 測定値 ≤ 適正上限 → 適正(緑色)
    • 適正上限 < 測定値 ≤ 注意上限 → やや過剰(橙色)
    • 測定値 > 注意上限 → 過剰(赤色)

評価段階は項目ごとの設定内容により自動判定されるため、同じレポート内でも項目によって異なる評価段階が使用されます。

その他のカスタマイズ

  • レーダーチャート設定: どの分析項目をレーダーチャートに含めるかを選択できます。
  • 入力フォームの幅: 管理画面での入力のしやすさを考慮し、各項目の入力欄の幅(極小〜特大)を指定できます。

!TIP 新しいExcelフォーマットに変更した場合は、マッピング設定の「セル番地」を更新することで、プログラムの改修なしで対応が可能です。