分析データ設定

アクセス方法:設定 > マッピング設定 > 分析データ設定

土壌分析データ項目(pH、EC、窒素、リン酸など)と、Excelファイル内のセル番地とのマッピング、適正範囲、レーダーチャート表示などを設定します。

!CAUTION権限について: 本画面は、「ラボ管理者」権限を持つメンバーのみがアクセスできます。


画面の構成

画面上部:

  • 評価段階選択 - 3段階評価/5段階評価をラジオボタンで選択します
  • 「+ グループ追加」ボタン - 新しいグループを追加します

設定テーブル:

列名説明
項目名分析項目の表示名
セルExcelファイルのセル番地(例:D10)
単位測定値の単位(例:mg/100g、%)
小数小数点以下の表示桁数
グループ内での表示順序
注意下限注意範囲下限値(5段階評価選択時のみ表示)
適正下限適正範囲の下限値
適正上限適正範囲の上限値
注意上限注意範囲上限値(5段階評価選択時のみ表示)
表示レポートに表示するかどうか
レーダーチャートレーダーチャートに含めるかどうか
操作項目の並び替え・削除ボタン

!NOTE 評価段階(3段階/5段階)は画面上部のラジオボタンで選択します。5段階評価を選択すると、注意下限・注意上限のカラムが表示されます。


1. 評価段階について

1.1 評価段階の選択

評価段階(3段階/5段階)は、画面上部のラジオボタンで全項目に統一して設定します。

選択方法:

  1. 画面上部の「評価段階」セクションで、ラジオボタンをクリックします
    • 3段階評価: 不足・適正・過剰の3段階で評価
    • 5段階評価: 不足・やや不足・適正・やや過剰・過剰の5段階で評価
  2. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックして設定を保存します

3段階評価と5段階評価の違い:

3段階評価5段階評価
評価レベル不足・適正・過剰不足・やや不足・適正・やや過剰・過剰
注意値カラム非表示表示(注意下限・注意上限)
設定項目適正下限・適正上限注意下限・適正下限・適正上限・注意上限
用途シンプルな評価が必要な場合より細かい評価が必要な場合

!IMPORTANT 評価段階は全ての分析項目で統一されます。項目ごとに異なる評価段階を使用することはできません。


2. 分析項目の設定方法

2.1 項目の表示名を変更する

操作手順:

  1. 変更したい項目の 項目名 列の入力欄をクリックします。
  2. 新しい表示名を入力します。
    • 例:「pH(H2O)」→「pH(水)」
  3. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

2.2 Excelセル番地を設定する

操作手順:

  1. 設定したい項目の セル 列の入力欄をクリックします。
  2. Excelファイルのセル番地を入力します。
    • 例:D10E15
  3. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

2.3 単位を設定する

操作手順:

  1. 設定したい項目の 単位 列の入力欄をクリックします。
  2. 単位を入力します。
    • 例:mg/100g%dS/m
  3. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

2.4 小数点以下の桁数を設定する

操作手順:

  1. 設定したい項目の 小数 列の入力欄に、小数点以下の桁数を入力します。
    • 例:1(小数第1位まで)、2(小数第2位まで)
  2. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

3. 適正範囲の設定

3.1 3段階評価での適正範囲設定

操作手順:

  1. 設定したい項目の 適正下限 列に下限値を入力します。
  2. 適正上限 列に上限値を入力します。
  3. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

評価の判定:

  • 測定値 < 適正下限 → 不足
  • 適正下限 ≤ 測定値 ≤ 適正上限 → 適正
  • 測定値 > 適正上限 → 過剰

3.2 5段階評価での適正範囲・注意範囲設定

操作手順:

  1. 設定したい項目の以下の欄に値を入力します:
    • 注意下限: 注意範囲の下限値
    • 適正下限: 適正範囲の下限値
    • 適正上限: 適正範囲の上限値
    • 注意上限: 注意範囲の上限値
  2. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

評価の判定:

  • 測定値 < 注意下限 → 不足
  • 注意下限 ≤ 測定値 < 適正下限 → やや不足
  • 適正下限 ≤ 測定値 ≤ 適正上限 → 適正
  • 適正上限 < 測定値 ≤ 注意上限 → やや過剰
  • 測定値 > 注意上限 → 過剰

!IMPORTANT範囲設定の注意事項:

範囲設定は以下の大小関係を守る必要があります:

  • 3段階評価: 適正下限 < 適正上限
  • 5段階評価: 注意下限 < 適正下限 < 適正上限 < 注意上限

この条件を満たさない場合、保存時にエラーメッセージが表示され、保存できません。


4. 表示・レーダーチャート設定

4.1 項目の表示・非表示を切り替える

操作手順:

  1. 表示したい項目の 表示 列のチェックボックスにチェックを入れます。
  2. 非表示にしたい項目のチェックを外します。
  3. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

4.2 レーダーチャートへの表示設定

操作手順:

  1. レーダーチャートに含めたい項目の レーダーチャート 列のチェックボックスにチェックを入れます。
  2. 含めない項目のチェックを外します。
  3. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

!TIP レーダーチャートに含める項目は5〜10項目程度が見やすくなります。


5. 項目の並び替え

5.1 項目の順序を変更する

操作手順:

  1. 移動したい項目の 操作 列の山形アイコンをクリックします。
    • ^ アイコン: 項目を上に移動
    • v アイコン: 項目を下に移動
  2. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

!NOTE 列の数値を直接編集することでも順序を変更できます。

5.2 グループの順序を変更する

操作手順:

  1. 移動したいグループヘッダーの左側にある山形アイコンをクリックします。
    • ^ アイコン: グループを上に移動
    • v アイコン: グループを下に移動
  2. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

6. グループと項目の追加・削除

6.1 新しいグループを追加する

操作手順:

  1. 画面右上の 「+ グループ追加」ボタン をクリックします。
  2. 新しいカスタムグループが追加されます。
  3. グループヘッダーの グループ名入力欄 をクリックし、グループ名を入力します。
    • 例:「微量要素」「重金属」
  4. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

6.2 グループに項目を追加する

操作手順:

  1. 項目を追加したいグループヘッダーの右側にある 「+ 項目を追加」ボタン をクリックします。
  2. 項目選択ダイアログが表示されます。
  3. 追加したい分析項目を選択します。
  4. 「追加」ボタン をクリックします。
  5. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

6.3 項目を削除する

操作手順:

  1. 削除したい項目の 操作 列の × アイコン をクリックします。
  2. 確認ダイアログが表示されます。
  3. 「削除」ボタン をクリックします。
  4. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

6.4 カスタムグループを削除する

操作手順:

  1. 削除したいカスタムグループヘッダーの右側にある 「削除」ボタン をクリックします。
  2. 確認ダイアログが表示されます。
  3. 「削除」ボタン をクリックします。
  4. 画面右上の 「保存」ボタン をクリックします。

7. 評価設定の詳細と表示例

7.1 評価段階とは

分析項目の数値を評価する際の段階を設定します。Webレポートでは、測定値を上限値・下限値と比較し、自動で評価を表示します。

7.2 3段階評価(シンプル)

評価レベル:

評価表示条件
適正🟢 緑色下限値 ≦ 測定値 ≦ 上限値
過剰🔴 赤色 または 🟠 オレンジ測定値 > 上限値
不足💙 青色 または 🔵 青色測定値 < 下限値

設定例(pH):

項目
適正下限5.5
適正上限6.5

この設定の場合:

  • pH < 5.5 → 💙 不足(青色)
  • 5.5 ≦ pH ≦ 6.5 → 🟢 適正(緑色)
  • pH > 6.5 → 🔴 過剰(赤色 または オレンジ)

7.3 5段階評価(詳細)

評価レベル:

評価表示条件
適正🟢 緑色下限値 ≦ 測定値 ≦ 上限値
やや過剰🟠 オレンジ上限値 < 測定値 ≦ 注意上限値
過剰🔴 赤色測定値 > 注意上限値
やや不足💙 青色(明るめ)注意下限値 ≦ 測定値 < 下限値
不足🔵 青色(濃いめ)測定値 < 注意下限値

設定例(pH):

項目
注意下限5.0
適正下限5.5
適正上限6.5
注意上限7.0

この設定の場合:

  • pH < 5.0 → 🔵 不足(青色・濃いめ)
  • 5.0 ≦ pH < 5.5 → 💙 やや不足(青色・明るめ)
  • 5.5 ≦ pH ≦ 6.5 → 🟢 適正(緑色)
  • 6.5 < pH ≦ 7.0 → 🟠 やや過剰(オレンジ)
  • pH > 7.0 → 🔴 過剰(赤色)

7.4 ユーザー画面での表示

Webレポートでは、評価に応じた色とアイコンで視覚的に表示されます。

3段階評価の表示例:

pH: 6.2  🟢 適正
EC: 0.9  🔴 過剰
窒素: 12  💙 不足

5段階評価の表示例:

pH: 5.2  💙 やや不足
EC: 0.8  🟠 やや過剰
窒素: 15  🟢 適正

!NOTE 評価段階の設定は、全てのレポート(既存・新規)に即座に反映されます。設定を保存すると、レポート表示が変更されます。


よくある質問

Q1. 3段階評価と5段階評価の違いは何ですか?

A. 3段階評価は「不足・適正・過剰」のシンプルな評価、5段階評価は「不足・やや不足・適正・やや過剰・過剰」のより詳細な評価です。

評価段階の設定方法:

  • 画面上部のラジオボタンで「3段階評価」または「5段階評価」を選択します
  • 5段階評価を選択すると、注意下限・注意上限のカラムが表示されます
  • 3段階評価を選択すると、注意値カラムは非表示になり、適正範囲のみで評価されます

推奨用途:

  • 3段階: 一般的な土壌診断、シンプルで分かりやすい評価が必要な場合
  • 5段階: 専門的な分析、より細かい評価が必要な場合

Q2. 項目ごとに異なる評価段階を使用できますか?

A. いいえ。評価段階(3段階/5段階)は全ての分析項目で統一されます。画面上部のラジオボタンで選択した評価段階が、レポート内の全項目に適用されます。

Q3. 適正範囲を設定しないとどうなりますか?

A. 適正範囲が未設定の項目は、レポート上で評価(適正・不足・過剰)が表示されません。測定値のみが表示されます。

Q4. レーダーチャートに適していない項目はありますか?

A. はい。単位が他の項目と大きく異なる項目(例:pH(無次元)とEC(dS/m))を同じレーダーチャートに含めると見づらくなる場合があります。

Q5. 小数点以下の桁数を0に設定するとどうなりますか?

A. 整数で表示されます。例:6.57(四捨五入)

Q6. 範囲設定でエラーが出て保存できません

A. 範囲の大小関係が正しく設定されているか確認してください。以下の条件を満たす必要があります:

  • 3段階評価: 適正下限 < 適正上限
  • 5段階評価: 注意下限 < 適正下限 < 適正上限 < 注意上限

また、5段階評価を選択している場合は、全ての項目に注意下限・注意上限の値を設定する必要があります。未設定の項目がある場合、レポート公開時にエラーが表示されます。

エラーメッセージには、どの項目の何の値が不正か表示されるので、該当する項目の値を修正してください。