レポート作成(アップロード)
SoilReport Cloudでは、手元の土壌分析結果のExcelファイルをアップロードすることで、WEB上で見やすくきれいな診断レポートに自動変換します。 本画面は、管理者・メンバーのみがアクセス可能です。
!IMPORTANT 前提条件: レポートを作成する前に、対象となるユーザーを「ユーザー管理」であらかじめ登録しておく必要があります。
1. 単体アップロード(1件ずつ作成)
特定のユーザーに対して、1件のレポートを作成し確認しながら公開する標準的なフローです。
1.1 画面へのアクセス方法
レポート作成画面へは、ユーザー管理画面からアクセスします。
操作手順:
- サイドメニューまたはメインメニューから **「ユーザー管理」**を開きます。
- ユーザー一覧テーブルから、レポートを作成したい対象ユーザーの行を探します。
- その行の 「レポート」列 にある 「作成」ボタン(緑色)をクリックします。
- アップロード画面が開きます。
- ユーザーがすでに選択された状態で開きます(選び間違いを防止)。
!TIP この方法を使うと、ユーザー選択を間違えるリスクが減るため推奨です。
1.2 アップロード画面の構成
アップロード画面は以下のように構成されています。
画面上部:
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| ユーザー選択プルダウン | レポートの宛先ユーザーを選択(必須) |
| Excelドロップゾーン | 土壌診断Excelファイルをドラッグ&ドロップする点線のエリア |
| PDFドロップゾーン(任意) | 証明書等のPDFファイルをドラッグ&ドロップする点線のエリア |
画面下部(ファイルアップロード後):
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| サマリ/詳細切替ボタン | プレビューの表示モードを切り替え |
| 基本情報プレビュー | 抽出された基本情報(レポート番号、採取日、圃場名など) |
| 分析結果プレビュー | 抽出された土壌分析データ |
| 保存ボタン | レポートを非公開として保存し、レポート管理画面へ移動 |
1.3 ファイルのアップロード手順
ステップ1: ユーザーを選択
- 画面上部の 「ユーザー選択」プルダウン をクリックします。
- ユーザー管理から遷移した場合は、すでに選択済みです(この手順をスキップ)。
- プルダウンから、レポートの宛先となるユーザーを選択します。
- ユーザー名で検索できます。
ステップ2: Excelファイルをアップロード
- 土壌診断結果のExcelファイルを用意します。
- 画面中央の 「Excelファイルをドロップ」エリア(点線の枠)に、Excelファイルをドラッグ&ドロップします。
- または、エリアをクリックしてファイル選択ダイアログから選択します。
- ファイルがアップロードされ、データ抽出が自動的に開始されます。
- 画面に「処理中...」と表示されます。
ステップ3: PDFファイルをアップロード(任意)
証明書や印刷用レポート等のPDFファイルがある場合:
- 画面の 「PDFファイルをドロップ(任意)」エリア に、PDFファイルをドラッグ&ドロップします。
- PDFファイル名が表示されます。
!NOTE PDFのアップロードは任意です。Excelデータから自動生成されるWEBレポートとは別に、追加資料としてユーザーに提供できます。
ステップ4: プレビューを確認
データ抽出が成功すると、画面下部にプレビューが表示されます。
プレビューの見方:
| セクション | 内容 |
|---|---|
| 基本情報 | レポート番号、採取日、圃場名、作物名など |
| 分析結果サマリ | pH、EC、主要養分などをカード表示 |
| 詳細データ | すべての分析項目を表示(詳細モード) |
表示モードの切り替え:
- 画面上部の 「サマリ」「詳細」ボタン で表示を切り替えられます。
- サマリモード: 主要項目のみを見やすく表示
- 詳細モード: すべての項目をテーブル表示
ステップ5: 内容を確認
プレビューで内容を確認します。
- 数値が正しく抽出されているか
- 圃場名やレポート番号が正しいか
- 必須項目が空欄になっていないか
!WARNING この段階では、レポートはまだ保存されていません。ブラウザを閉じると入力内容が失われます。
ステップ6: 非公開として保存
- 内容を確認したら、画面下部の 「保存」ボタン をクリックします。
- レポートが**「非公開」として保存**されます。
- レポート管理画面へ自動的に移動します。
- 保存したレポートがテーブルの一番上に追加されます。
- ステータス: 「非公開」
- 閲覧状況: 「未閲覧」
1.4 エラーが表示された場合
データ抽出に失敗すると、エラーメッセージが表示されます。
よくあるエラーと対処法:
| エラーメッセージ | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 必須項目が見つかりません | Excelファイルの形式が想定と異なる | マッピング設定を確認し、Excelの形式を修正 |
| ユーザーを選択してください | ユーザーが未選択 | 画面上部のプルダウンからユーザーを選択 |
| ファイル形式が正しくありません | Excel以外のファイルがアップロードされた | .xlsx または .xls ファイルをアップロード |
!TIP マッピング設定は、管理者権限で「設定」→「マッピング設定」から確認・編集できます。
1.5 レポートの状態(ステータス)
アップロード直後のレポートは「非公開」状態です。
| ステータス | 説明 | ユーザーからの閲覧 |
|---|---|---|
| 非公開 | 管理者・メンバーのみが管理画面から閲覧可能 | ❌ 閲覧不可 |
| 公開 | ユーザーがアクセス可能 | ✅ 閲覧可能 |
!NOTE アップロード直後は必ず「非公開」として保存されます。内容を確認してから公開操作を行ってください。
1.6 次のステップ
アップロード完了後は、レポート管理画面へ自動的に遷移します。
ここで以下の操作が可能です:
- レポート内容の確認・編集
- 公開(ユーザーへの共有)
- 削除
詳細は レポート管理と公開 を参照してください。
2. 一括アップロード(3ステップウィザード)
複数のExcelファイルを一度に処理し、自動でレポートを生成する強力な機能です。
2.1 一括アップロードの特徴
- ✅ 複数ファイルの同時処理
- ✅ 1ファイル内の複数シート対応(各シート = 1レポート)
- ✅ ユーザーの自動マッチング
- ✅ エラー個別表示(一部失敗しても他は継続処理)
- ✅ 3ステップで完了するシンプルなUI
2.2 3ステップウィザードの流れ
2.3 アクセス方法
一括アップロード画面へは、ユーザー管理画面からアクセスします。
操作手順:
- サイドメニューから **「ユーザー管理」**を開きます。
- ユーザー一覧テーブルから、対象ユーザーの行を探します。
- その行の 「レポート」列 にある 「ファイル読み込み」 アイコンボタンをクリックします。
- 一括アップロード画面が開き、対象ユーザーが事前選択された状態になります。
!TIP 画面左上に「〇〇様 のレポートを一括作成」と表示され、どのユーザー向けかが常に確認できます。
2.4 ステップ1: ファイル選択
ファイル選択画面:
ファイル選択画面が表示されます。
ファイルの追加方法:
- 方法A: ドラッグ&ドロップエリアにExcelファイルをドロップ
- 方法B: 「ファイルを選択」ボタンをクリックしてダイアログから選択
対応形式:
.xlsx- Excel 2007以降.xls- Excel 2003以前
制限:
- 1ファイルあたり最大10MB
- 1回の処理で最大50ファイル
!TIP 1つのExcelファイルに複数のシートがある場合、各シートが個別のレポートとして処理されます。
次へボタン: すべてのファイルを追加したら「次へ」ボタンをクリック
2.5 ステップ2: 解析・マッチング
アップロードしたファイルを自動解析し、ユーザーと紐付けます。
2.5.1 解析結果の表示
各ファイル(各シート)ごとに、以下の情報が表示されます:
| 列 | 内容 |
|---|---|
| ファイル名 | 検体データ.xlsx - Sheet1 のように表示 |
| ステータス | ✅ マッチ済み / ⚠️ 要マッチング / ❌ エラー |
| ユーザー | 自動マッチングされたユーザー名、または「選択してください」 |
| レポート番号 | 抽出されたレポート番号(プレビュー) |
2.5.2 ステータスの意味
✅ マッチ済み(緑色)
- Excel内の氏名からユーザーが自動的に特定されました
- そのまま次のステップへ進めます
⚠️ 要マッチング(オレンジ色)
- ユーザーが見つからなかった、または複数候補があります
- 対処: ユーザー列のプルダウンから手動で選択してください
❌ 解析エラー(赤色)
- ファイル形式の不備、またはマッピング設定に合致しません
- 対処: ファイルを確認し、修正後に再アップロードしてください
2.5.3 ユーザー自動マッチングの仕組み
システムは以下のロジックでユーザーを自動的に特定します:
- Excel内の「氏名」セル(マッピング設定による)の値を取得
- ユーザー管理に登録されている氏名と完全一致で検索
- 一致するユーザーが1件のみ → 自動選択(✅ マッチ済み)
- 一致するユーザーが0件または複数 → 手動選択が必要(⚠️ 要マッチング)
!NOTE ユーザー名が完全一致しない場合(例: 「山田太郎」vs「山田 太郎」)、自動マッチングは失敗します。事前にユーザー管理でデータを整備することを推奨します。
2.5.4 エラー行の除外
解析エラー(❌)の行は、次のステップで自動的にスキップされます。正常な行のみが処理されます。
次へボタン: すべての必須項目が選択されたら「レポート作成」ボタンが有効になります
2.6 ステップ3: 実行・結果確認
「レポート作成」ボタンをクリックすると、レポートが一括で作成されます。
2.6.1 処理中
- プログレスバーが表示されます
- 各レポートの作成状況がリアルタイムで更新されます
2.6.2 完了画面
すべてのレポートの作成が完了すると、結果一覧が表示されます。
結果ステータス:
- ✅ 成功: レポートが正常に作成されました(非公開状態)
- ❌ 失敗: 作成に失敗しました(エラーメッセージを確認)
2.6.3 次のアクション
完了画面では、以下の3つの選択肢が提供されます:
1. すべて公開
作成した全てのレポートを一括で公開状態に変更します。
- 推奨タイミング: 内容を事前に確認済みで、すぐに共有したい場合
2. 確認してから公開
レポート管理画面へ遷移し、個別に内容を確認後、手動で公開します。
- 推奨タイミング: 公開前に内容を再確認したい場合(通常はこちらを推奨)
3. 別のユーザーのレポートを作成
ウィザードをリセットし、次のバッチ処理を開始します。
- 推奨タイミング: 複数のユーザー分のレポートを連続で作成する場合
2.7 複数シート処理の詳細
1つのExcelブックに複数のシートがある場合の動作について説明します。
2.6.1 自動シート検出
システムは以下のロジックでシートを処理します:
- Excelブック内のすべてのシートを検出
- 空シートのスキップ: 行数が0のシート、または有効なデータがないシートは自動的にスキップ
- 個別レポート作成: 各シートから1つのレポートを生成
2.6.2 識別子の表示
プレビュー画面では「ファイル名 - シート名」の形式で表示されます。
例:
元のファイル: 依頼20240418.xlsx(3シート: 検体A、検体B、検体C)
表示:
依頼20240418.xlsx - 検体A
依頼20240418.xlsx - 検体B
依頼20240418.xlsx - 検体C
→ 3つのレポートが作成されます
2.8 よくある質問
Q1. 一括アップロードで作成したレポートは、すぐにユーザーに見えますか?
A. いいえ。初期状態では「非公開」として保存されます。ステップ3で「すべて公開」を選択するか、レポート管理画面から個別に公開してください。
Q2. 一部のファイルが解析エラーになりました。どうすればいいですか?
A. エラーファイルはスキップされ、正常なファイルのみが処理されます。エラーファイルは以下を確認してください:
- ファイル形式が
.xlsxまたは.xlsか - マッピング設定に沿ったセル構造になっているか
- ファイルが破損していないか
修正後、単体アップロードで個別に処理できます。
Q3. アップロードしたExcelファイルは保存されますか?
A. いいえ。データのみ抽出され、ファイル本体は保存されません。ストレージ節約のための仕様です。元のExcelファイルは手元で保管してください。
Q4. 年間上限を超えてしまいますが、一括アップロードできますか?
A. システムは事前に残りの作成可能件数をチェックします。超過する場合は警告が表示されますが、一定範囲内であれば処理は継続されます。詳細は プランと利用制限 を参照してください。
Q5. ユーザー名が自動マッチングされません。
A. 自動マッチングは「完全一致」で行われます。以下を確認してください:
- ユーザー管理に登録されている氏名と、Excel内の氏名が完全に一致しているか
- 余分なスペースや全角・半角の違いがないか
一致しない場合は、ステップ2で手動選択してください。
3. よくある質問
Q1. アップロードしたレポートはすぐにユーザーに見えますか?
A. いいえ。アップロード直後は「非公開」状態です。レポート管理画面から「公開する」ボタンをクリックして初めてユーザーがアクセスできるようになります。
Q2. 同じユーザーに複数のレポートを作成できますか?
A. はい。同じユーザーに対して、複数の診断結果(異なる圃場、異なる時期など)を何度でもアップロードできます。
Q3. アップロード後に内容を修正できますか?
A. はい。レポート管理画面から該当レポートを開き、編集できます。公開後でも編集可能です。
Q4. ユーザーが登録されていない場合はどうなりますか?
A. アップロード前にユーザー管理画面でユーザーを追加してください。登録されていないユーザーにはレポートを紐付けできません。